開智中学校 生徒インタビュー「『人はどうしてリアクションをするのか』っていうテーマを自分で設定して、探究しました。」Part1

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取材日:2016年12月27日 インタビュイー:1年 稲葉帆香さん インタビュイー:1年 竹内雛子さん インタビュアー:群馬大学医学部3年生 宇津木秀勅

1. 受験について

宇津木:中学受験のときにほかに受けた学校があったらそれを教えてください。 稲葉さん:私は、浦和明の星女子中学校と江戸川学園取手中学校と芝浦工業大学柏中学校を受けました。 竹内さん:私は、栄東中学校を受験して、家が栃木県なので東京は通える範囲じゃないなと思って、埼玉県にしました。

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2. 志望理由について

宇津木:開智に行こうと思った志望理由を教えてください。 稲葉さん:私は何といっても文化祭、開智発表会に来たときにとてもすばらしい印象を受けました。それからこの学校なら私の個性を出しても大丈夫なんだなと感じてこの学校に来ました。 竹内さん:私はまず「開智の大学進学率がすごい、この頃伸びてるね」っていうのをもともと家族で話していて、それでまさか開智に受かると思ってなかったところもあって。大学進学のためにいいところに行きたいなっていうのはすごいありました。 宇津木:竹内さんは開智発表会は見てみましたか? 竹内さん:私は行ってなくて、説明会に親が行って、そのときに親が「先生たちの熱意がすごい感じられた」っていうのを帰ってきたときに言っていて。 【編集部注釈:開智発表会・・・開智中学校の文化祭。生徒達が日々学校で培っている知恵や技術を来校した方々に発表する場で、「お客様に楽しんでいただく」ということを意識した内容になっています。】

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3. 学校の好きなところ

宇津木:なるほど、じゃあ今通ってみて、気づいた好きなところを三つ教えてください。 稲葉さん:実際、受験のときとかにとても登下校の道が長いなって思ったんですけど、実際通ってみると、できた友人などと一緒にしゃべってると本当にあっという間に過ぎていって。やっぱり受験のときとか開発のときとかは緊張していて気づかなかったんですけど、かなり農地とかが広がってるんですよね。そこにいろんな植物があって、四季折々で植物とかの成長を見れてすばらしいなって思ったのが一点。それから思ったより開智って固いイメージがあったんですけど、実際行ってみると個性豊かな人たちもいるし、その場面場面で自分の個性を出しているっていうのに気づきました。それが二点目で。三点目が先生方が本当にすばらしいなって思いました。やっぱり小学校のときとかの先生とは違うエネルギーみたいなものを感じて。文化祭とか説明会とかでは感じられなかった先生の熱意などが、授業を受ける中でしみじみと伝わってきています。 竹内さん:私の開智の好きなところは、まず一つは探究活動があるっていうことです。探究は最初は何をやればいいか全くわからなくて、何をしよう? って思ってたんですけど。自分で仮説を立てるっていうのは、私自身では全くやらなかったことだったので。自分で何だろうと思ったら、自分でこうだろうなっていうのを考えて、それで自分で調べるっていうのはすごい楽しいことだなって思ってます。それと二つ目は、先生たちが授業のあととか放課後とかでも質問に行くといつもちゃんと答えてくださるので、自分がわからないところがなくなるのがすごい安心できるところです。三つ目は習熟度別クラスがあるところ。習熟度別でちゃんと自分の学力に合った勉強が行えるので、応用もできたりとかそういうところで自分の学力向上のためにすごい役に立ってます。 編集部:この学校の人と話をしていると探究っていう言葉がよく出てくるんですけど、探究の授業っていうのがあるんですよね? どんなことをやるんですか? 稲葉さん:探究は自分の疑問を、最初はやっぱり疑問を作るということから始まって、そのあと仮説を立てて検証するというふうに、自分で探究ができるようになるっていうのが行われると思うんですけど。多分2年生からは一人で探究をするかたちなんですけど、今は先生から教わってる感じですね、探究の仕方は。 編集部:なるほどなるほど。探究・・・。自分の興味あるテーマを見つけて、それについて深く調べていく。 稲葉さん:はい、そうですね。 編集部:なるほどなるほど。わかりました。もう何か実際に調べたりしましたか? 竹内さん:今しています。今は自分が調べたいなって思ったことが同じようなテーマの人と4人とか3人とかでグループを組んでて、グループで探究をしたりしていて。これから冬休みに入るんですけど、その中でも探究調査日みたいな調査をする日とかがあって。そのときにみんなで水族館に行ったりですとか、調べることがあってそれを基に、仮説に基づいて自分で調べていったりしてます。 稲葉さん:やっぱり何より特徴的なのが、入学する前に一回ちゃんと自分で探究するっていうことなんですね。それから一から探究の仕方を教わっていくみたいな感じで、まず最初は自分で探究を行うっていうことをしましたね。 編集部:入学の前に? 稲葉さん:はい。 編集部:へー。入学の前のテーマって何ですか? 稲葉さん:私は『人はどうしてリアクションをするのか』っていう。 編集部:あ、そこも自分で考えるんだ。 宇津木:自由に、はい。自分で決める。

竹内さん:そこも自分で考えて、自分がどうしてだろうって日常で思ったことを調べてみようって調べます。 編集部:なるほどなるほど。で、1年生の間はその探究のやり方っていうのを身につける時間なのかな。 稲葉さん:そうなんです。 編集部:なるほどなるほど。ありがとうございます。

4. 学校がもっとこうなってほしいなと思う点

宇津木:じゃあ学校の直したほうがいいと思うところを三つ教えてください。 稲葉さん:ちょっと開智に大変失礼になってしまうんですけれども、ちょっとやっぱり30年ということでところどころペンキが剥げていたり、いろいろいわゆるボロが出てきてしまっていて。二つ目が、夏とか日差しが強過ぎて吹き抜けの部分などが本当に頭が痛くなるくらい熱くなっちゃうんですね。自習したくてもちょっと暑いからな・・・みたいな感じになっちゃって。 宇津木:難しいね。いいところでもあるけど悪いところでもあるんだね。 稲葉さん:はい。三つ目がちょっと廊下などをすぐに換気できないっていうところですかね。みんなのクラスが一斉にドアを開ければできると思うんですけど、やっぱり開智って廊下に面した窓というのがとても少ないのでちょっと3階とか4階とかは埃っぽくなっちゃうときがありますね。 宇津木:なるほどね、わかりました。 竹内さん:私がちょっと直したらいいかなって思うのが、特には浮かばないんですけど、強いて言うなら一つはまず駅から遠いので、バスがあるとすごい便利だし、役に立つなと思うんですけど、歩くことも大切だと思うのでいいんですけど。二つ目が、今年は黒タイツの着用が許可されてすごい暖かいのでありがたいんですけど、これからも後輩が入ってきたときとかも黒タイツをみんなが履いていけるように、毎年なっていけばいいなって思います。三つ目は稲葉さんと同様なんですけど、やっぱ校舎がところどころちょっとボロ・・・。 宇津木:古くなってきてるんだね。(笑) 竹内さん:古いので。特に気になることもないんですけど、ちょっと・・・。 宇津木:直ったらうれしいなって思うよね。

竹内さん:直ったらうれしいかなって思います。

5. 一番力を入れていること

宇津木:今一番力を入れているのは何ですか? 勉強とか部活とか、もちろんそのほかの私生活のことでもいいので力を入れているものがあれば教えてください。 稲葉さん:私はやっぱり勉強になっちゃいますね。勉強っていうとやっぱりマイナスなイメージがあると思うんですけど、私の場合は最初はあまり勉強が好きじゃなかったんですね。だけど一つのことを学ぶといろんな疑問が出てきたりして、それを一つひとつ調べていくとまた新しい疑問が出てきたりして、っていうふうにいつの間にか勉強しているみたいな感じになってますね。それからなんか勉強するとやっぱり自分に、知識が身につくとか、そういうのがとても楽しいなと思って勉強をしています。それから勉強ばっかりじゃなくて最近は編み物にも。 宇津木:おー、編み物。 稲葉さん:ハマっていまして、ようやく棒編みができるようになって、もっとうまくなれるようにちょこちょこ練習していきたいなって思ってます。 宇津木:なるほど。部活は何かやってますか? 稲葉さん:部活は文芸部のほうをやっています。文芸部っていっても二つあって、私はその一つの文芸部創作部門というほうに入っています。 宇津木:なるほどね、わかりました。ありがとうございます。じゃ竹内さん。 竹内さん:私が一番今力を入れているのは部活なんですけれど、私が入ってる部活は稲葉さんの文芸部の競技かるた部門のほうで、百人一首をやってるんですけど。親がもともと百人一首をやっていた影響で、私も開智に入ったら絶対百人一首をしたいと思って、真っ先にそこしか部活の見学に行かずにすぐそこに入って。今は週4で活動しているほかに、日曜日にはかるた会に所属しているので、日曜日は一日中百人一首をやって、そこで大会も出て。今年始めたばっかりの初心者なんですけど、もう2級上がってF級からD級まで昇級できました。先輩方もすごく優しいので、かるたにはすごい熱心に取り組んでいて。家でも練習は欠かさないようにしています。

6. 勉強について

宇津木:なるほどね、そっか。結構聞いてるとやっぱ新しい部活がどんどんできているよね。その競技かるたっていうのも僕が3年生になったときにできたサークルだったのね、最初は。それが部活に上がったと。やっぱそういうところでいろんな好きなことができる場所があるっていうのはいいところかもね。じゃあ稲葉さん、さっき勉強に力を入れてるっていうふうに言ってたんだけど、その勉強はいつもどこでしてますか? 稲葉さん:勉強は家でしてますね。やっぱりちょっと、季節によって部屋では極端に寒かったり、極端に暑かったりしてなかなか温度調節が難しいんですね。ですので、リビングで勉強しています。 竹内さん:勉強するときはリビングで勉強することもあるんですけど、私が一番集中できる場所は自分の部屋の自分の机なんです。自分の机でやると、すごい冬は寒かったり、夏は暑かったりするんですけど。私は今の冬はすごい寒いんですけど、それが逆に集中できることでもあって。一回勉強机に座るとそのまま勉強が続いていくような感じがして。私はいつも宿題や自習などは全部自分の机でやることが多いです。 宇津木:なるほど、学校で勉強したりするっていうのはありますか? 授業を除いて。 稲葉さん:時々ありますね。やっぱりわからないところとか友達を待ったりとか、そういう隙間時間などに勉強する場所がないときは吹き抜けなどを利用して学校で勉強しています。わからないところなどがあったりしたときに、吹き抜けとかなら先生にも聞けるので学校で勉強するんですけど、私はだいたい家で勉強しています。やっぱりわからないところでもすぐ先生に聞くよりちゃんと自分で調べたほうが身につくかなと思ってます。 宇津木:まさに、探究だね(笑)。

7. 睡眠時間

宇津木:睡眠時間は今どれくらいですか。 稲葉さん:私はちょっといろんな行事に参加したりしてるので、ちょこちょこ日によって睡眠時間が違っちゃって、だいたい6時間から8時間は寝てます。 宇津木:ふーん。何時くらいにいつも寝て何時くらいに起きてる? 稲葉さん:私は22時から23時の間には寝て、5時に起きてる感じです。 宇津木:5時か、そっか。なるほど。竹内さんは? 竹内さん:私は睡眠時間がだいたい5時間半くらいです。

宇津木:おー。何時くらいに寝て何時くらいに起きる感じ? 竹内さん:23時半までには絶対寝るようには心がけて、起きる時間は5時過ぎるくらいですね。

8. 通学時間

宇津木:二人とも早起きだね。なるほど。そっか、竹内さんは栃木から通ってるんだっけ? 竹内さん:はい。 宇津木:稲葉さんは? 稲葉さん:私は千葉のほうから。 宇津木:ふーん、そっか。二人通学時間はどれくらいかかってるのかな? 稲葉さん:私は千葉なので1時間半くらいですね。 宇津木:千葉のどの辺かな? 駅とかで言ってくれると。 稲葉さん:柏です。

宇津木:柏か。そっか、でも一本で今なら来れるか。 稲葉さん:そうなんです。

宇津木:そっか。 竹内さんは?

竹内さん:私は2時間ぐらいかかります。 宇津木:そっか、やっぱ乗り換えとかは大変? 竹内さん:乗り換えは、今大宮で乗り換えて来てるんですけど、乗り換えの時間も多少入ってしまうので、乗り換えの時間がかかるとすごい長くなります。

9. 携帯電話について

宇津木:二人は携帯は持ってますか? 稲葉さん・竹内さん:持ってます。 宇津木:学校にはそれは持ってきてる? 稲葉さん:はい。 竹内さん:持ってきてます。 宇津木:なるほどね、そっか。じゃそれで、携帯はみんなどういうふうに使っているのかな? それはインターネットを見るのか、それとも何かやり取りをするようなものなのか。 稲葉さん:私はスマートフォンを持っていなくてガラケーで携帯電話利用してるんですけど、やっぱり家が遠いということで、ゲームなどではなくてやり取りを中心に。

宇津木:安全っていうのがやっぱり強いのかな。

稲葉さん:はい。

宇津木:そっか。竹内さんは?

竹内さん:私はすごく音楽が好きなので音楽を聞くっていうのもあるんですけど、それのほかに友達と話をしたりっていうので携帯を使ってます。

10. 一日のインターネット利用時間

宇津木:インターネットってどうだろう。今はやっぱりスマホとか携帯とか使うのが多いのかもしれないけど、パソコンとかも含めてインターネット利用時間って一日どれくらいやるかな? 竹内さん:2時間くらいです、私は。 稲葉さん:私は使わないですね、インターネット。

宇津木:なるほどね。じゃあ竹内さんそれは、結構毎日使う? それともその2時間とかっていうのは結構日によってバラバラなのかな? 竹内さん:日によってバラバラですね。宿題が多いときはもちろんそんなことしてる時間もないですし、やっぱり平日は勉強中心になるので。休日とかはすごい音楽を聞いたりとかネットを見たりとかします。

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11. 印象に残っている出来事

宇津木:じゃあ、開智に入学して印象に残っている出来事を教えてください。 稲葉さん:私がやっぱり一番印象に残ってるのは入学式ですかね。一番最初のイベントみたいな感じということで、意外だったのが私たちまだお互いの名前も知らない状態で入学式を行ったんですが、それでも数回の練習だけですぐパッと入学式にいってしまい、それ自体も驚きだったんですが、それ以上に入学式の段取りが非常にうまくて。私たちこれくらいしか練習してないのにこんなに素早くものごとが進んでしまうんだということで、開智のすばらしさをちょっと実感したときでした。 宇津木:お父さんとかお母さんは見に来た? 稲葉さん:はい。 宇津木:そっか。竹内さんはどう? じゃあ印象に残った出来事を教えてください。 竹内さん:出来事は別に行事とかじゃないんですけど、稲葉さんのと少し似ているところはあるんですけど、入学してきて私は家の周りに友達がほぼいなかったので、誰も知らない状態で入学して、最初は友達ができなかったから友達を作りたいなって思ってたときに、周りの人が声をかけてくれたり声をかけたりして、友達がいっぱい今ではいるのですごい幸せだなと思います。

12. 学校への満足度

宇津木:なるほどね、結構みんないろんな遠いところから集まってるよね。じゃあ、今入学して良かったかっていうのを5段階評価で点数をつけてくれますか? 稲葉さん:私は5です。

竹内さん:私も5です。

宇津木:おおー! いいね。じゃその5っていう理由も軽く説明してもらえる? 稲葉さん:そうですね、思った以上に自分のやりたいことができるっていうのもそうですし、探究を通じてさまざまな体験ができるということもそうですし。やっぱりあんまり自分の個性を隠さずにちゃんと全部発揮できるような環境に5という評価をつけました。 宇津木:おおー、なるほどね、ありがとうございます。じゃあ竹内さんは。 竹内さん:私はこの開智に入学するときに自分の夢があって。そして入学して、今は勉強の習慣がすごいついて。自分から勉強することができるようになったので夢が一歩ずつ続いていくような感じがして満足しているからです。

13. 入学して変わったこと

宇津木:なるほど、じゃあ二人とも入って勉強の習慣がついたとか、個性を伸ばしてくれるっていうのがあるんだけど、入学して変化したことはありますか? 稲葉さん:変化したこと。そうですね、やっぱりさっきも言った通りあんまり勉強が好きじゃなかったんですけど、勉強が好きになりましたね。それが一番大きいと思うのと、それからやっぱりみんなの役に立ちたいとかそういうふうな思いを持つようになりました。やっぱりさまざまな行事の中で、同じクラスの友人だとか、同じ学年の友人だとか、ほかの先輩方とかそういう人と接していく中で、自分もこの人のようにすばらしい人になりたいなと思うようになって。 宇津木:ふーん、なるほどね。やっぱり開智って中高一貫校で6年生までいるからね。部活は5年生までかもしれないけども、そういう上の人とも接する機会が多いと思う? どうだろう? 竹内さん:上の人と接すると、最初はやっぱ先輩って怖いイメージがあったりとか話しかけづらかったんですけど、部活に入ったりですとか、委員会に入ったりとか、オリエンテーションのときからそうなんですけど、先輩たちがすごい優しいので。先輩から話しかけてくれたりして、今ではすごい仲が良くて、遊びに行ったりするぐらい仲がいいです。 宇津木:へー! そっか。じゃあ、さっきお話してたことでもう一つなんだけれども、勉強が好きになったっていうのは、小学校と中学校の勉強ってまた違うと思うんだけど、そういった勉強内容の変化なのか、それとも環境とかなのか、それとも先生の授業が面白いからなのか、何で勉強が好きになったんだと思う? 稲葉さんは。 稲葉さん:そうですね、内容とか先生の教え方も多少は関係してくるんですけど、やっぱり何ていうんでしょうね、知りたいなって思うようになりましたね。やっぱり環境ですかね、関係してるのは。 宇津木:なるほど、ありがとうございます。じゃあまたさっきの質問に戻って、竹内さんが入学して変化したことを教えてください。 竹内さん:私が変化したことは、もちろん勉強もやり方とかもすごい変わったところはあるんですけど、一番私の中で変わったなっていうのは、すごい早く起きることになったっていうのが一番の変化だと思うんです。今までは学校も家から近かったし、すごい起きるのも遅かったし、朝起きるのはすごい苦手なんですけど、今は遠いから早く起きなきゃいけないし。電車に乗るから、電車の時間が決められているから絶対乗らなきゃいけないっていうのもあるので、早起きの習慣がつきました。

14. 宿題の量

宇津木:二人とも宿題、勉強をお家でするってことなんだけど、各教科によりけりだと思うんだけど、宿題の量はどれくらいですか? 稲葉さん:宿題の量ですね、やっぱり数学と英語が中心に出ますね。そのほかの教科はあんまり出ない感じなんですけれども、やっぱり英語は一日30分から1時間でできるような宿題の量ですかね。数学はやっぱり日によってプリントなどの量が違うので異なるんですが、やっぱり多い日には1時間とかかかっちゃいますかね。 宇津木:なるほど、竹内さんはどんな感じかな。 竹内さん:私も数学と英語が宿題の中心なんですけど、英語は毎日先生に言われているので1時間は必ずやるようにしていて、それとほかに自分で自習で勉強したりですとか、そういうのもあるので英語だけで1時間半とかはやったりします。数学とかは授業で使うプリントの予習が出てたりするのですが、予習だと教科書を見て照らし合わせてやったりとかするので、自分のわからないところをつぶしながらやっていくと結構時間はかかります。

15. 勉強時間

宇津木:なるほどね、じゃあその宿題とか自分の勉強を含めてそれぞれ細かく教えてくれたらわかりやすいと思うんだけど、一日どれくらい、何時間くらい勉強してますか? 宿題に何時間、自習に何時間みたいな。 稲葉さん:宿題に私は1時間半とかかけてますね。本当は宿題自体は40分くらいで終わっちゃうんですけど、見直しとか自分のわからなかったところとかを復習したりするのに結構時間がかかっちゃって。それからあとは、特に意識したことはないんですけど、多分私だからだと思うんですけど、2時間くらいやっちゃいますね。授業の復習をしようかなって思ってノートを開いてみると、「あれ、ここって本当にこの文字で合ってるのかな」とか「あれ、これってどういうことなんだろう」みたいな感じになってきて、教科書を開いたりとかして、どんどんと理解を深めていくようなかたちですね。 宇津木:はい、ありがとうございます。じゃ竹内さん。 竹内さん:私は自習することとか自分から予習したりすることはあまりないんですけど、絶対宿題は毎日やっていくのでその宿題を2時間ぐらいやって、その中でここがわからないなとか、ここどうだっけっていうのを復習しながらやっていくと2時間過ぎとか2時間ぐらいになります。

宇津木:なるほどね、そっか。二人とも今電車通学じゃん。僕のときだと結構遠い人だと電車の中で自分の勉強とかしてたりするんだけど、電車の中とかでやったりするかな? 稲葉さん:はい。やっぱり私は乗り換えなしの一本でちゃんと座れる電車なので、やっぱりそういうのは自習とか暗記とかにすごく役立っていると思います。だけど電車の通学の時間とかもずっと勉強勉強、家でも勉強勉強になっちゃうとやっぱり辛くなっちゃうので。そこら辺は適度を考えて30分は暗記してそれからあとはもう寝ちゃおうみたいな感じで、ちゃんと区切りをつけてやってますね。 宇津木:なるほど、竹内さんはどうですか?

竹内さん:私の住んでるところから大宮まで1時間ぐらいなんですけど、そこでは必ず座れるので、その座れるところでは。まあ、朝はすごい眠いので寝てしまうこともあるんですけど、テスト前などは絶対ノートを見返したりとか。電車とかだと書き物をするのはすごい揺れるしできないので、ノートを見たりとかやっぱり暗記ものとかは電車の中では時間をすごい使います。 宇津木:なるほど、じゃあその、勉強とかもちゃんとお家で二人ともしてるみたいだけど、自分の時間ってお家に帰ってからどれくらいある? 寝るまでの時間とか含めて。 稲葉さん:私は1時間くらいですね。自分の時間っていってもちょっと家でゴロゴロしちゃったり、好きなNHKとかのニュースを見たりとか気になる番組を見たりだとか、そういう時間も自分の時間に入るんですけど、やっぱり趣味とかをやってますね。 宇津木:編み物とかもできるしね? 稲葉さん:はい。 宇津木:そっか。竹内さんはどう? 自分の時間ってどれくらい作れてる? 竹内さん:自分の時間は勉強したあとなんですけど、先ほども言ったように音楽を聞くのがすごい好きだし、自分の習慣にもなってるし楽しい時間なので、音楽を聞いたりですとか、テレビで好きな番組を見たりして1時間ぐらいは自分の好きなことをやってます。

16. 先生について

宇津木:じゃあ次に、好きな先生を二人教えてください。で、その先生が教えてる科目とかも一緒に教えてくれるといいかな。その先生のどこが好きなのかも教えてください。 稲葉さん:私が好きな先生の一人目が瀬川先生です。瀬川先生には英語を教えてもらってます。やっぱり瀬川先生の「だめなところはだめで、いいところはいい」とか、そういうふうにちゃんと割り切ってる部分がとても好きですね。やっぱりこの学校の風紀を保つためにはこの先生が必要だみたいな感じの先生で、とても見習いたい部分が多いですね。やっぱりその一つひとつの行動が何よりもテキパキしてて、ああいうふうに動けたらロスタイムとかもないんだろうなって思って尊敬してます。二人目が犬竹先生です。犬竹先生には理科を教えてもらってます。犬竹先生の授業ではみんなすごく静かなんですね。犬竹先生が怖いっていうわけでもないし、犬竹先生が別にあとで呼び出しとか、そういうわけでもないんですが、みんな静かですし、やっぱりそういう人柄が好きです、私は。 宇津木:集中できるのかな。 稲葉さん:はい。集中できるし何より教え方がうまいです。なのでやっぱり理科のことでわからなかったりするとそれを感じとってくれるように犬竹先生が教えてくれて、私はそういうところを尊敬してます。 宇津木:なるほど、ありがとうございます。じゃどうぞ。 竹内さん:私が好きな先生でまず一人目が、永野先生なんですけど、私は永野先生に国語を教えてもらってるんですけど、国語で今漢文とかをやってるときで、漢文とかって今までやったことなかったのですごい難しかったし、自分でわからないところがすごいたくさんあったんですけど。永野先生に授業のあとに毎回聞きに行くと全部親切に教えてくださるので、すごい説明もわかりやすいのですごい好きな先生です。二人目が塩谷先生なんですけど、塩谷先生には幾何を教わってます。で、幾何だと証明とかの問題で自分に抜けてる部分があったりですとか、自分のわからないところもすごい多く出てくる分野なので、それも塩谷先生はみんながどこまでわかっているかとかみんながどこがわからないのかなっていうのをすごい考えてくださってるのが伝わってきて、すごいわかりやすいので幾何の授業はすごい楽しみにしてます。

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