学校の雰囲気　専門家レポート

校章中央の「城北」の文字が城北学園と全く同一である点が示すように、城北の教育方針と軌を一にすることを強調している。城北学園の文化がそのまま移植されたと言える典型が「静座」の習慣。毎日授業の前に目を閉じ姿勢を正して心を落ち着かせるというもの。基本的に授業は基礎を重視しつつも、将来の大学受験に対応できることを意識して行われている。特待生制度・選抜クラス設置や勉強合宿の実施など、大学入試に直結する仕組みが構築されているのが特徴。校風として地味な印象もあるが、中高一貫校として定着しつつあり、6ヵ年一貫教育の成果が難関大合格実績により顕著に示されるようになることで、今後、評価が上ってくる可能性も秘められていると言えよう。