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多くの塾では、塾講師のアルバイトを採用する際に、筆記試験などで選考しています。この記事では、塾講師のアルバイトをしたい学生に向けて、採用試験の難易度や科目数、合格するためのポイントなどを解説します。面接でよく聞かれる質問や服装・身だしなみについても紹介するため、ぜひ役立ててください。
《目次》 1.塾講師アルバイトに採用試験はある? 2.塾講師アルバイトの採用試験難度 3.塾講師アルバイトの採用試験で出る科目数 4.塾講師アルバイトの採用試験に合格するためのポイント 5.学力重視ではない塾もある 6.塾講師アルバイトの面接で聞かれる質問 7.面接・採用試験時の服装 まとめ
塾講師アルバイトの選考には、採用試験があるのでしょうか。以下で、詳しく解説します。
塾講師アルバイトの採用では、面接と共に筆記試験などの採用試験があります。塾講師は生徒へ学習指導をするため、指導に必要な学力があるのか、採用試験でチェックします。採用試験の内容は、塾のタイプや生徒のターゲットにより難易度などは異なるといえるでしょう。
塾によっては、面接と筆記試験などの採用試験に加えて、適性検査をおこなう場合もあります。適性検査とは、人材を見極める検査です。採用試験は学力の有無を把握するための試験ですが、適性検査は塾講師に向いているか、生徒との相性、仕事に対する姿勢、どのような性格なのかを診断します。
適性検査は、正直に答えることが重要です。事前準備などは必要なく、ほとんどの塾では、募集要項に適性検査の実施について記載していません。
集団指導塾や正社員などプロの塾講師を目指す場合などには、模擬授業が実施される場合もあります。中にはアルバイトの塾講師にも、模擬授業を実施することもあります。
模擬授業とは、面接官や採用担当者などを生徒に見立てた授業です。プロの塾講師の採用では、黒板などに書く内容や指導方法などをチェックします。初心者やアルバイトの塾講師は、生徒たちの前で明るく大きな声で話せているか、アイコンタクトの有無などを評価します。
塾講師の採用試験の難易度は、学習する内容や学年によって異なります。ここでは、3つのケースについて解説します。
小学生・中学生の補習を目的とした塾の場合は、中学校レベルの基礎的な学力が必要です。「授業をしっかり理解する」「学習の遅れを取りもどす」「今よりも成績を上げる」など、生徒の目的はさまざまあります。生徒が理解できるように、分かりやすい言葉や具体例などを用いて授業ができると評価につながります。
中学受験や高校受験など、小学生・中学生の受験勉強を指導する塾の場合は、公立高校の入試問題が解けるレベルが必要です。採用試験に向けて、中学生の参考書や問題集などを見直しておくと安心できるでしょう。受験対策として生徒は模試を受けることが多くなるため、生徒のやる気を引き出せる人材が求められます。
大学受験を控えている高校生を指導する塾では、大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)を解ける学力が必要です。大学入学共通テストは多くの生徒が目標とするため、該当する学力がないと予習や授業準備ができません。また、難関大学を志望校とする生徒が多く集まる塾では、より高レベルな学力を求められます。
採用試験で多い科目の種類や数はどの程度なのでしょうか。以下で詳しく解説します。
塾の種類や生徒のターゲットにより異なりますが、2~3科目を受験するケースが多いです。「英語・数学(算数)」「英語・数学・国語」など指定される場合や、「5科目から2~3科目を選ぶ」「5科目全て」などもあります。
塾によっては、採用試験に塾講師として希望しない科目がでることもあるようです。英語や数学は需要が多く、学力を把握するために実施する塾は少なくありません。
担当を希望する1科目のみを採用試験として受験できる塾もあります。指導に自信がある科目の場合は、合格すると働きやすいでしょう。しかし、1科目のみのため、求められるレベルは高い傾向にあります。
塾講師アルバイトの採用試験に合格するためのポイントを、以下でふたつ紹介します。
採用試験に合格するには、現時点での自分の学力を把握してから、採用試験までの間にしっかり復習することが大切です。学力のチェックや復習には、書店に並んでいる中学生向けの参考書や問題集などがおすすめです。塾の種類や担当する学年にもよりますが、最低でも中学生の基礎レベルの学力は身につけておきましょう。
採用試験には出やすい問題があるので、しっかりチェックしておきましょう。中学受験レベルの塾講師の筆記試験では、以下の問題が出やすいといわれています。
・国語 助詞と助動詞などの文法や物語の読解問題 ・数学 方程式や平面図形 ・理科 豆電球の構造や中和反応、生物の名前 ・社会 飛鳥~平安時代の日本史、県ごとの特産品や国会の仕組みなど
高校受験レベルでは、以下の通りです。
・国語 漢字・古文・漢文 ・数学 方程式、関数、図形の証明など ・理科 化学変化と質量、遺伝、電流など ・社会 日本史、公民、世界史 ・英語 英単語や英文読解、英作文など
アルバイトの塾講師を採用する際に学力を最重視せず、筆記試験を実施しない塾もあります。 受験対策に力を入れている塾では、生徒の志望校よりも高い学力レベルが講師に求められるだけでなく、学歴が合否に影響することもあるでしょう。
しかし、補習塾や個別指導塾などでは、コミュニケーション能力や生徒に対する姿勢、人間性などを重視する傾向にあります。生徒にやる気をださせたり、個々に寄り添ったりする人柄の有無から、採用を決める場合もあるようです。
採用面接では、担当者からどのようなことを聞かれるのでしょうか。ここでは、よく聞かれる項目を6つ解説します。
多くの面接では、最初に簡単な自己紹介が求められます。まずは、名前と大学名、学年、学部などについて話しましょう。得意科目や担当したい学年や受験経験の有無などを、一緒に伝えられると、面接の流れがスムーズになります。面接官は、自己紹介で履歴書の内容やコミュニケーション能力をチェックしている場合もあるので、事前に準備することをおすすめします。
塾講師なろうと思った理由やこの塾を選んだ理由も聞かれます。「人に教えるのが好き」「大学卒業後は教員になりたい」「以前こちらの塾に通っていてよい講師に出会えた」など、事前に志望動機についての回答を用意しましょう。また、塾講師に採用された際の目標についても答えられると、面接官によい印象を与えられます。
在籍している学部と専攻科目、所属ゼミ、得意な科目についても問われます。専攻科目・得意な科目と教えたい科目が同じだと、よいアピールになります。また、得意な理由も述べましょう。教育学部在籍で教師志望、過去に指導経験がある場合も、プラスポイントになるため伝えてください。
自己PR、長所や短所についても問われることが多いといえます。「幅広い年代の人と会話するのが好き」「物事に対して粘り強い」など、塾講師として働く際に活かせる長所は、積極的にアピールしましょう。また、短所は長所につながるように話すと、面接官の印象はよくなります。
塾講師に求められるものは何かと聞かれることがあります。学力や経験、知識以外の回答ができるように、事前準備をしておくと安心です。回答に迷う場合は、志望先の理念に沿った回答がおすすめです。
出勤日数やシフトの希望については、面接で必ず聞かれます。事前に勤務できる曜日や時間帯を確認して、面接では具体的に答えてください。「〇曜日は働けません」などマイナスイメージにつながる回答は避けて、「土日は〇時まで働けます」などポジティブな回答をしましょう。
スーツ指定の際には、紺やグレーなどのビジネススーツを着ます。指定がない場合は、白や青いシンプルなシャツや、ジャケットを羽織るなど、清潔感のある服装にしましょう。露出が多い、派手な色合いの服装は避けてください。
バッグは、スーツにはビジネスバッグ、スーツ以外の場合はシンプルなデザインのバッグにしましょう。靴はサンダルやスニーカーは避け、革靴などが望ましいといえます。長い髪は黒や紺色のゴムで綺麗にまとめて、メイクはナチュラルにすると清潔感があります。
塾講師採用の選定の多くには、筆記試験を取り入れています。当日慌てないためにも、テスト対策など、事前にしっかりと準備をして試験に挑むことをおすすめします。また、生徒に勉強を教える仕事をしたいなら、家庭教師も選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。
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