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今年も、各塾の夏期講習商戦がスタートしています。
受験生のいるご家庭では、塾の保護者会でもらった資料や子どもが塾から持ってきた手紙で夏期講習費用を目にし、分かってはいたもののあまりのその高額さに溜息をついているのではないでしょうか?
ありとあらゆる物価が上昇する中、年々塾費用も上がっているのにお気づきでしょうか?塾からは特別なアナウンスはありませんが、数年前の同じ学年の費用と比較すると、月にかかる費用や、夏期講習等の季節講習費も高くなっている塾が多いはずです。
時間的拘束・経済的な負担も大きい夏期講習ですが、「受験の天王山」として、多くの塾が力を注いでいるのも事実。 塾からの案内を見ると「受講しない」という選択肢はないように思えますが、「必ず受けなきゃいけないの?」「費用が高すぎるけど本当に効果があるの?」といった疑問の声も聞こえてきます。
そこで、今回のブログでは、中学受験で通塾中・または中学受験を考え、夏期講習を検討しているご家庭に向けて「2022年度タイプ別 中学受験塾の日数・費用」と、「夏期講習を有意義なものにするコツ」について紹介します。
《目次》
1.2022年度 中学受験塾タイプ別の夏期講習費用・日程は? ・都内人気小規模塾の夏期講習は? ・都内中規模塾の夏期講習は? ・準大手 中学受験塾の夏期講習は? ・大手 中学受験塾の夏期講習は? ・時間・金銭的な余裕を考えるなら小・中規模塾!
2.夏期講習中の中学受験生ってどんな生活? ・サピックスに通っていた我が家の場合...... ・大手塾6年生の平均的な夏休みの過ごし方は?
まとめ 夏期講習を有意義にするコツは? ・夏期講習を受講しない/苦手単元のみ受講する、という選択肢も ・夏期講習を有意義にする +α
集団塾の夏期講習費用・日数は、塾のタイプごとに差があるのでしょうか?
中学受験ブログでは「サピックス・日能研の夏期講習が高い」と嘆く声がちらほら。そのため「大手塾ほど費用が高い」というイメージありますが、実際は大手・中堅・小規模塾で夏期講習に差はあるのかどうか、2022年度の各塾の夏期講習情報をタイプ別に調べてみました。
都内小規模塾2校の夏期講習は以下の通りです。
■高い合格実績と手厚い指導で人気の中学受験専門小規模塾A(1教室・6年2クラス・生徒数100人未満)
■補習・中学受験~大学受験の小規模塾B(1教室・1クラス6名前後の少人数制。3年生は受け入れなし)
都内中規模塾の夏期講習は以下の通りです。
■中学受験~大学受験の地域密着型 中規模塾C(東京 大阪を中心に全国展開中)
「準大手」といわれる中学受験塾のうち、市進学院・enaの中学受験コースの夏期講習は以下の通りです。
■市進学院 私立中コース ※4科受講の場合
■ena 適性検査・私立中併願合宿コース
「大手」といわれる中学受験塾のうち、日能研・栄光ゼミナール・サピックス・四谷大塚の2022年度夏期講習は以下の通りです。 ※全て首都圏の夏期講習情報。教室により期間や費用が異なる場合もあります。
■日能研 ※4科受講の場合
■栄光ゼミナール ※教材費別
■サピックス
■四谷大塚
小規模塾~大手塾で、4年生までは夏期講習の日数はどの塾もさほどの差はありませんが、金額は小規模塾Aの、4年時12日間で55,400円に対して、サピックスは14日間で90,200円と、かなり高額に設定されています。
また、準大手塾~大手塾は、学年があがるごとに通常の夏期講習の他に「合宿」や「特別講座」といった、任意もしくは必須の講習を受講することになり、費用は小規模塾の倍以上になってしまうところも。
準大手~大手塾は「難関校~最難関校」を志望校とする生徒も多いため、期間や拘束時間も長くなる傾向にあり、その分費用も高くなります。
「余裕のある夏休みをすごしたい」「高学年になっても夏に家族で旅行したい」「塾費用をなるべく抑えたい」と考えるならば、小・中規模の塾の夏期講習についても調べてみてください。
5・6年生になると多くの受験生が25日以上の夏期講習に通うことになる夏休み。 受験生はどのような過ごし方をしているのでしょうか?
サピックスに娘が通っていた我が家(数年前に受験終了)では、毎年、HPにアップロードしてある「1日の学習スケジュール」をプリントアウトし、起床から就寝までの1日のスケジュールを「塾のある日」「塾の無い日」の2通りで親子いっしょに作成していました。
スケジュール通りにはいかないことももちろん多かったのですが、親が仕事などで日中子どものそばにいることができない日でもこの「学習スケジュール」を目安に子どもは「今、自分は何をすればいいのか」が理解できていました。
天王山である夏休みをダラダラ過ごさないためには1日のスケジュールをしっかり立てることは必須だと感じています。
サピックスの卒業生アンケート「夏休みの過ごしかた」によると、塾のある日の6年生の平均的なスケジュールは
・6時半頃に起床 ・朝食後、午前中2時間程度勉強 ・昼食後通塾。13時~19時まで夏期講習受講 ・帰宅し、夕食・おふろ。そのあと22時くらいまで2時間程度勉強 ・22時~22時半頃に就寝
平均の学習時間(夏期講習時間以外)は4時間以上が最も多く、夏期講習の6時間を合わせ、1日10時間以上勉強している子が多いという結果に。
平均の睡眠時間は「8時間」が最も多く「睡眠だけはしっかりとらせたい」という家庭が多いことがわかります。
6年生になると睡眠、勉強の時間が1日のほとんどを占め、テレビや、YouTubeを観るような時間はほとんどなくなってしまうため、覚悟が必要ですね。
「夏期講習」から中学受験塾の入塾を考えている場合は、受講する学年の情報だけではなく、「5・6年生になってからの夏期講習日数・時間がどれくらいになるのか」、「費用はどれくらいかかるのか」、「講習の他に合宿や特別講習はあるのか」、そしてそれらの受講は任意か必須なのか……なども調べ、子ども・志望校・家庭の状況に合った夏期講習選びが必要です。
長い夏休み期間は本来「苦手分野を克服する」絶好のチャンスですが、速いスピードで進む集団塾の夏期講習では、自身の苦手にじっくり取り組む機会にはなかなか恵まれません。
また、塾の宿題に加え、小学校宿題も多く出ることから、弱点強化に割く時間はほとんどないといえます。
子どもの体力や、学習スピード、理解力、そして志望校などを考慮した上で「とるべき単元・重要度の高い単元だけ受講し、他の時間を苦手教科の補強に充てるという選択肢もある」というのが「中学受験カウンセラー」の安浪京子先生の考え。
「本当に夏期講習は受講しなきゃダメ?」と疑問を持った場合は、周りに流されて受講を決定する前に、ぜひ塾の先生に相談してください。
「オンライン家庭教師のラコモ」では、中学受験生活を経て私立中学に進学し、有名大学に進学した現役大学生の家庭教師の先生がたくさん在籍しています。
塾の夏期講習を受講しない方・単元を選択して短期間で受講する方・夏期講習の休み期間などに苦手の補強を行いたいと考えている方は、「オンライン家庭教師のラコモ」で家庭教師の先生を探し集中的に苦手を克服するためにオンライン授業を受講するのがおススメです!
「経済的・体力的」に負担の少ない「オンライン家庭教師」を塾と併用し、中学受験を経験した家庭教師の先生から、夏休みの過ごし方やスケジューリングのアドバイスをもらうことで、夏期講習をより有意義なものにできるのではないでしょうか?
【参考資料・文献】 ・「中学受験6年生からの大逆転メソッド」文藝春秋社 安浪京子著 ・「夏休みの過ごし方アンケート」by SAPIX
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