学校の現状　専門家レポート

1929年（昭和4）に成城学園から分離して玉川学園が創立され、更に1933年成城学園から枝分かれした教員・保護者などによって和光学園が開設された。まず小学校が翌年に児童33名からスタートした。校名も校舎もない、文字通りゼロからの学園出発であったという。そうした意味では、「成城の実験教育精神を生かすために新しく私学を興した」という点で、玉川学園と共に源流が成城学園にあるとも目される。校名は老子の「和光同塵」に由来する。

中学校は1947年（昭和22）創立。1977年に中学校・高等学校を現校地である町田市真光寺町に移転。現在は、幼稚園から大学・大学院まで揃う和光学園を形成。中学は4クラスで、高校から2クラス分の生徒募集を行い、内部進学者と併せ6クラス編成となる。

合格実績は、系列の和光大学33名、桜美林大学7名、東洋大学・文教大学・玉川大学各6名となっている。