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中学受験塾選び 塾のフォロー比較

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中学受験は1月に埼玉入試が始まり、首都圏の多くの中学校の入試日が集中する2月1日~2月4日に向かってラストスパートをきりました。

一方で、現在小学校3年生達の新たな受験ストーリーも2月からスタートします。 各塾ではこの時期、体験授業や入室テスト、入塾説明会が開催され、すでに参加されたかたも多いと思われます。 塾の知名度、有名中学校の合格実績、費用、カリキュラムなど、塾ごとに異なる特色の多さに戸惑っていらっしゃるのではないでしょうか。 何を基準に塾を選びを行えば正解なのか分からないという保護者の声もよく耳にします。

塾への満足度調査

塾に通う小学生の子供をもつ保護者に「塾への満足度」を調査したデータ(WEBアンケート方式・学習塾に通う小学生~中学生の子どもを持つ保護者400人(全国・男女)・2019年 )
入塾後にギャップを感じましたか?
中学受験塾選び 塾のフォロー比較
退塾した塾への満足度
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保護者面談の頻度
中学受験塾選び 塾のフォロー比較

※(出典)スクール専用業務管理&コミュニケーションアプリComiru調べ」

入塾後にギャップを感じた保護者は半数以上、退塾経験者の約4割が塾からの「指導内容・塾での様子、苦手なところの報告頻度」に不満を持っていることが分かります。「月に1回以上の頻度で保護者面談がある」と答えた人は全体のわずか13.5%です。

入塾前、多くの保護者は塾に対して「授業以外のフォロー」を期待していたにもかかわらず、実際の塾のフォローは保護者の期待に沿ったものではなかったことを表していると考えられます。

そこで、中学図鑑では有名私立中学校にお子さんが合格されたご家庭に「通った塾の授業以外のフォローについて」インタビューをしてみました。 塾選びの際に「塾のフォロー」の実情を知っておくことで、入塾後に感じるギャップは小さくできるのではないでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。

通っていた塾のフォロー比較

保護者が期待する塾の授業以外のフォロー

①宿題・授業の分からないところを質問する機会の提供 ②自宅で解くことができなかった宿題への対応 ③子供に合った勉強法のアドバイス ④保護者との個人面談の頻度・電話相談への応対 ⑤受験合格者が求める塾の授業以外のフォローとは ⑥入塾の決め手と塾のフォローについて

◆比較した塾と通塾期間◆

・大手中学受験塾A 本コース(小学3年生~6年生) ・地域密着型個別指導塾X (小学6年生9月~5ヵ月間)

・小規模中学受験塾Y 本コース(小学3年生~6年生) ・大手中学受験塾B 志望校別対策講座(小学6年生9月~4ヵ月間)

①宿題・授業の分からないところを質問する機会の提供

多くの中学受験塾では宿題や授業の分からないところを質問できる機会が設定されているようです。ここで保護者が確認すべき点は、質問できる曜日や時間の設定、一人一人のレベルに応じた丁寧な指導をがどれだけ得られるかという点です。

【大手中学受験塾A】 ・授業後の質問教室はありますが、受験直前はものすごく並び帰宅が大幅に遅れました。個人にかけていただける時間は数分でした。 ・自習室はありませんでした。

【小規模中学受験塾Y】 ・授業中、前後、自学の時間に空いている先生に質問ができます。 一人の先生に質問したい生徒が集中し、待ち時間が長くなかなか質問の順番が回ってこなかったりすることはありました。 ・自学スペースの長時間開放あり。秋からは13時~22時まで塾で学習できました。

【地域密着型個別指導塾X】 ・個別指導時間以外では子供が自習時間に手の空いた先生や、常駐のチューターの先生に勉強の質問をしていました。 ・自習室あり

【大手中学受験塾B 志望校別対策講座】 ・質問する時間は、授業中・前後になります。 外部生ということで遠慮があったり、周囲の生徒の目が気になったせいか積極的に質問ができなかったようです。 ・自習室の利用はありませんでした。

②自宅で解くことができなかった宿題への対応

子供が通塾を始めて最初にぶつかる壁が「大量の宿題をどうこなすか」です。塾の宿題には子供一人では解けない問題が多くあります。 子供が塾の宿題をやっていない場合に塾がとる対応はチェックすべきポイントです。 保護者の理想は「理解できずに取り組むことのできなかった宿題」については、塾で個別に指導してもらえることですが、実際には各家庭で対処しなければならない場合が多いようです。

【大手中学受験塾A】 毎回大量に出される宿題ですが、提出はほぼ任意になっていて、出さなくても先生から厳しく怒られたりすることがないようです。そのため、子供によっては宿題を全く出さなくなったり、適当に終了するようになってしまうこともあります。

【小規模中学受験塾Y】  子供が通っていた校舎は膨大な課題が必須で、やらないと受験生といえども授業に参加できませんでした(校舎によって対応は異なります)。 帰宅しても馬車馬のように課題をこなす毎日で、課題をこなすことが目的になっており本末転倒ではないかと随分悩みました。

【地域密着型個別指導塾X】 宿題はありましたが、メイン塾の教材やシステムを熟知している先生(塾)だったので、メイン塾の宿題に支障が出るような量ではありませんでした。

③子供に合った勉強法のアドバイス

子供が通塾しているご家庭の一番の悩みは「子供の成績の伸び悩み」ではないでしょうか。 子供に学習面で苦手分野があるのは親でも気付くことができますが、苦手分野を克服するための具体的な学習法については家庭では対応できないことが多くあります。 子供が通っている塾でいつも教えてもらっている先生から学習面でのアドバイスをしてもらえたなら家庭の負担はラクになります。

【大手中学受験塾A】 勉強でつまずいても個別に対応していただくことができません。遅れていく子は置いてけぼりになってしまうので、転塾するか最終的には苦手を家庭教師か個別塾に頼ることになります。 我が家は通塾1~2年でフィードバックが少ない塾だと感じたので、「理解がゆっくりな子」、「子供の学習に関心が高い親」という認識を持ってもらうことで目をかけていただく努力をしました。 先生から子供に直接声掛けをいただくことも増え、的確なアドバイスをいただけるようになったと思います。 疑問や悩みがあれば、なるべく直接塾に相談することをおすすめします。

【小規模中学受験塾Y】 最上位クラスが常時5名位だったので(校舎によって異なります)、先生からの目が行き届きそれぞれの生徒の得意不得意を把握し、個別に対応していただけました。

【地域密着型個別指導塾X】 教科の先生以外に担任が1人付き、苦手に合ったカリキュラムを組んでくださったので、それに従いました。家庭学習等のアドバイスもありました。

【大手中学受験塾B 志望校別対策講座】 外部生でも分け隔てなく親身になって対応してくれるのでかなり頼りがいがありました。 エース講師が特定の学校を毎年専任で指導・研究してきたノウハウの蓄積が集約されたテキストは、これだけでも価値があると思えるほど解説が充実しています。進路相談、個別対策までを行ってくれました。

④保護者との個人面談の頻度・電話相談への対応

【大手中学受験塾A】 ・6年生になるまで面談はありません。 ・電話等で悩み相談など個別にしていただけます。 アットホームな雰囲気、親切な声掛けやサポートを期待することは難しいです。 成績が下がっても、宿題の提出が甘くても、塾から何かを言ってくることはほとんどありませんでした。

【小規模中学受験塾Y】 ・定例の個人面談は各学期に一度は設けられていましたが、6年次の秋は2回行いました。 その他にも随時、電話、メールで頻繁に連絡をいただき、こちらからも必要な時に相談させていただきました。

【地域密着型個別指導塾X】 ・ 面談は、5ヶ月のうちに2回位。 ・メールや電話で随時相談はできました。 授業後に毎回授業内容の報告がメールでありました。(かなり長文でした) 受験日には、うちの子1人のために先生が受験校に応援に来てくださり、精神的にもフォローしてくださいました。

【大手中学受験塾B 志望校別対策講座】 ・個人面談は1度もありませんでした。 ・電話はカスタマーセンターでの取次になるので、なかなか思ったようなタイミングで先生とコミュニケーションを取ることが難しい状況でした。 これは、あくまであまり積極的に授業に参加していなかったわが家のケースです。 しっかり通塾していた方は、もっと先生とのコミュニケーションを密にとられ面談も頻繁に行っていらっしゃいました。

⑤受験合格者が求める塾の授業以外のフォローとは

【大手中学受験塾A】 ・面談の頻度 勉強が難しくなり始めた5年時に成績が急降下してつらかったので、せめて1年に1度は面談して欲しかったです。 ・テキストの管理方法のアドバイス テキストの管理について、最後まで正解がわかりませんでした。入塾時に親向けにファイリングの方法などのレクチャーやマニュアルが欲しかったです。「大手中学受験塾Aテキスト管理マニュアル」「大手中学受験塾Aテキスト専用ファイル」なるものがあれば買っていたと思います!

【小規模中学受験塾Y】 ・精神的なサポート 一年を通して精神的なサポートをしてほしかったと思います。本当に親身になって対応していただいたのが6年生の1月だったと感じました。 ・志望校に合ったカリキュラム もう少し、志望校に合った学習プログラムを組んで欲しかったと思います。一律、膨大な宿題を課せられ、どうやったら効率的にこなしていけるのかを家庭や子供たちに考えさせるのではなく、先生方にそれをアドバイスしていただきたかったです。

⑥入塾の決め手と塾のフォローについて

【大手中学受験塾A】

入塾の決め手になった ・授業のレベルが高い ・優秀な先生が揃っている。 ・平日の授業は弁当が不要 ・親は勉強を教えないでサポートに徹すればよいので共働きでも通わせやすい には満足しています。 実際、下位クラスから抜け出せずに5年生で転塾したお子さんが、転塾先ではトップクラスにいることができたと聞きました。 優秀な先生からレベルの高い授業を受けているという安心感がありました。

塾側から暖かいことばや過度なフォローはありませんが、どの先生からも否定的なことを言われたことは、親も子も一度もありませんでした。 模試で第一志望の合格可能性があまりに低く取り乱し、電話面談をしていただいても「この子は大丈夫だから志望校を変えないように」と言われ続け、最終的な偏差値からは少し無謀な学校を受験し、合格をいただけました。 先生が子供を信じてくれたことで親も子も少し安心し、志望校を変えずに済んだことが何よりもの勝因だと思います。 他の塾のような受験直前の決起集会や熱い激励こそありませんでしたが、子供を冷静な目で見て、静かに熱い情熱で応援してくださっていたことを、受験を目前に実感しました。

【小規模中学受験塾Y】

入塾の決め手になった ・5年生までは野外学習にも力をいれており五感を使った学びの時間がある ・中学受験勉強のレベルを超えると専門性の高いハイレベルな学習の提供 ・授業の参加を選択できるなど融通が利く ・4大受験塾より学費が安い には満足しています。

大手塾が行っているような、専門性の高い志望校別学習カリキュラムはありませんでした。 一方で、一つの問題を長い時間をかけてじっくりと自分で考え抜き算数の本質的な面白さを伝授してもらえる講座や、受験国語の長文読解における記述スキルに加えて、論理的思考力を養う特別授業があり、子供にとって貴重な経験となりました。 規模が小さい学習塾なので、全校舎の生徒が身近なライバルで、みんなが切磋琢磨して競い合い、全体的な底上げにつながった気がします。中学生となった今は親交を深めあい、心の友となっているようです。

家庭でできる塾のフォローを補う方法

インタビューの結果、個別指導塾や志望校別の対策講座では塾のフォローが充実し、保護者の満足度も高いということが分かりました。 大手中学受験塾でフォローを期待するなら、保護者の方から積極的に塾に働きかけることが必要なようです。 家庭が塾のフォローをどこまで求めるかによって、中学受験にかかった費用の総額は大きく違ってきます。 “中学受験は本当に課金ゲームなのか?“ 「中学受験にかかる費用」実態調査レポート

今回お話をうかがったご家庭では、まず家庭の学習方針や自分の子供に合った塾を選び、期待した塾のフォローがなかった場合、塾のフォローを補う別の方法をご自身で探していました。

子供の学習スケジュールの管理や学習状況の把握、志望校・併願校の情報や保護者の悩みを相談できる場などが身近にあれば心強いことでしょう。 中学図鑑には各ご家庭で気軽に取り入れられる学習ツールがあります。

ラコモ・オンライン(無料で使える学習管理ツール)志望校・併願校を探す合格ロードマップ(志望校に行った先輩のロードマップが見られるツール)

通っている塾の良いところは子供の受験勉強に最大限に活かし、足りない部分は家庭で補足するという「保護者のフォロー」が必要になるということを事前に踏まえた上で、中学受験塾選びを行ってみてはいかがでしょうか。

※「塾の授業以外のフォロー」についての皆様の体験談、「塾選びのお悩み」、記事のご意見・ご感想を下記コメント欄からお寄せください。

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コメント
2021/01/03
非会員 さん

1月に登校させるべきか悩んでいたので体験談が参考になりました。

中学図鑑編集部

**[中学受験出願チェックシートのダウンロードはこちらから](https://storage.googleapis.com/eduzukan-production-resources-bucket/a

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