塾講師アルバイトの服装のポイントとは？　男女別で気をつけること、面接時の服装も解説

塾講師の服装は、スーツやジャケットを着用するのが一般的です。とはいえ、塾によってルールは異なるため、事前に着用する服装について確認が必要でしょう。この記事では、塾講師や家庭教師のアルバイトをしたい学生に向けて、男女別で気をつけるべきポイントを解説します。ぜひ塾講師のアルバイトを検討している人は参考にしてください。

1．塾講師の服装はスーツが多い理由 2．男性の塾講師アルバイトの服装のポイント 3．女性の塾講師アルバイトの服装のポイント 4．白衣を羽織る場合の服装のポイント 5．私服で勤務できる場合の服装のポイント 6．面接時の服装のポイント まとめ

塾講師のアルバイトの主な服装としては、スーツ・白衣・私服の3種類が挙げられます。私服の上に羽織る白衣を貸与している塾もありますが、私服よりもスーツの着用を求める塾が多い傾向にあるでしょう。ここからは、塾講師の服装としてスーツの着用が多い理由について説明します。

塾講師のアルバイトは大学生が多く、塾を利用する中高生と年齢が近いため、私服だと距離感が近すぎて先生としての威厳を損ないかねません。塾側がアルバイトに対してスーツの着用を求めるのは、スーツを着用することで先生のイメージを確立する狙いがあります。

塾講師のアルバイトであっても、保護者の対応をする際は相応しい服装が求められます。スーツを着用することで、清潔感・誠実さ・責任感といったイメージづけられるため、先生としての威厳を示せるでしょう。信頼感を得やすい服装として、スーツの着用を求める塾は多いといえます。

以下に、男性の塾講師アルバイトの服装として気をつけるべきポイントを解説します。ジャケット・シャツ・ネクタイ・靴・靴下・髪型に注意して、塾講師として相応しい恰好をしましょう。

塾講師のアルバイトとして働く際に、塾側からジャケットの着用を求められた場合は、男性は黒やネイビー系のスーツまたはジャケットを着用しましょう。夏の期間は、クールビズとしてワイシャツだけの着用を許可されるケースもあります。

塾講師として働く場合は、アルバイトであっても派手な柄や色は避けるべきでしょう。華美なシャツでなければ、基本的には白色のシャツで問題ありません。ハラスメント防止のためにも、必ず肌着を着用した上にシャツを羽織るようにしてください。

ネクタイは、派手な柄でなければ何色を選んでも問題ないでしょう。塾で許容されている範囲が分からない場合は、無地やストライプを身につけていくのが無難です。夏の期間にはクールビズとして、ノーネクタイが許されている塾もあります。

スーツに合わせるなら、黒またはダークブラウンの革靴がおすすめです。塾によって見解が分かれる、明るい色の皮靴やスニーカーは避けると良いでしょう。靴下は素足が見えない丈の長いもので、黒色またはスーツと同系色を選ぶようにしてください。

塾によって服務規程は異なるものの、塾講師のアルバイトとして働くなら派手な髪色は避けるべきでしょう。黒髪を推奨している塾が多いですが、茶髪が認められている塾であれば、明るすぎる髪色でなければ問題ありません。ただし、ヘアカラーが許可されているかどうかは、面接時に確認しておく必要があります。

これより先は、女性の塾講師アルバイトの服装として気をつけるべきポイントを取り上げていきます。ジャケット・インナー・パンプス・髪型に注意して、塾講師として威厳や規律を示す装いを心掛けましょう。

女性が塾講師のアルバイトとして働く場合、ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルを身につけるのが一般的です。黒・ネイビー・ベージュ・グレーといった落ち着いた色合いのスーツ、またはジャケットを着用します。

ボトムスは、パンツとスカートのどちらを選んでも問題ありません。ただし、スカートを着用する場合、丈が短いものは避け、ストッキングを着用するようにしてください。肌の露出を控えることが大切です。

塾講師として働く際には、ジャケットの下にシャツ・ブラウス・カットソーを着用しましょう。華美なものを避けて、白色やパステルカラーの無地のトップスやインナーを選ぶのがおすすめです。ジャケットを着用するとはいえ、トップスの下が透けないように、必ずインナーを着用してください。

女性が塾講師として勤務する場合、足元は黒のパンプスがおすすめです。ヒールの高さは3〜5cm程度の高すぎないものを選びましょう。また、パンプスは素足で履かず、スカートを着用する場合はストッキング、パンツを選ぶ場合は膝下ストッキングを身につけます。ただし、塾によってはスニーカーやスリッパで授業を行うところもあるため、事前に確認が必要です。

髪色は派手な色でなければ、茶髪を許可している塾も増えてきています。とはいえ、塾によって服務規程は異なるので、どのくらいトーンまで許可されているのか面接時に確認しておきましょう。茶髪を許可している塾でも、一目で茶髪だと分かる9トーン以上は許可されていないケースもあるため注意が必要です。

ネイルやアクセサリーは、塾によって着用の可否が変わります。ネイルが許可されている塾であっても、ピンクやベージュといったナチュラルな色が望ましいでしょう。爪を長くするスカルプネイル、ビジューやストーンなどは避けるようにしてください。また、アクセサリーも、大ぶりのデザインやカラフルなデザインは避けるのが望ましいといえます。

私服の上から羽織るだけで済むため、白衣を貸与する塾が増えています。ただし、白衣を羽織っても完全に私服が隠れるわけではないので、清潔感のある服装が求められます。白衣の中に着用する服装としては、男性は無地の襟付きのシャツ、女性なら落ち着いた色のブラウスやシャツがおすすめです。

塾によってはスーツではなく、私服での勤務を推奨しているケースもあります。私服とはいえ、露出の多いハーフパンツやノースリーブ、ダメージジーンズやサンダルといったカジュアルな服装は禁止されているところが多いでしょう。オフィスカジュアルを身につけるようにし、柄物や派手な色の服装は控えるのが無難です。

以下に、面接時に気をつけたい服装のポイントをまとめています。第一印象を良くするためにも、面接時の服装にも気を遣いましょう。

面接では、清潔感のある服装が求められます。男性は、黒や紺などの落ち着いた色味のスーツやジャケットを着用するのが望ましいといえます。髭も剃り、ビジネスシーンに合う髪型を心掛けましょう。目元が前髪で隠れていたり、寝癖がついていたりすると、だらしなく見えてしまうので注意が必要です。塾によっては、面接時にスーツの着用を求められるケースもあります。

女性の場合も、面接ではスーツまたはジャケットを着用するのが望ましいでしょう。長髪の人は後ろで髪を一つに束ねて、肩に髪がかからない状態にしてください。前髪が長い場合は目元にかからない位置で留め、表情がはっきりと見えるようにします。メイクも派手なものは避けて、ナチュラルメイクで清潔感のある装いを大切にしましょう。

ここでは、面接時の注意点をいくつか解説します。服装に気を遣うだけでなく、以下のポイントも踏まえて面接に臨みましょう。

塾講師のアルバイトの面接では、会話能力があるかどうかも重要視されています。塾側は会話を通して、応募者が生徒に分かりやすく説明できるか、保護者に上手く対応できるかを見極めています。テンポよく会話するために、結論から話す癖をつけましょう。

また、塾講師は生徒からの質問に対して柔軟に回答する力も求められるので、イレギュラーな質問にも答えられるように準備しておくと安心です。

以下に、塾講師のアルバイト面接でよく聞かれる質問内容を取り上げていきます。上手く回答できるように練習しておきましょう。

①自己紹介 面接では必ずと言っていいほど、最初に自己紹介を求められます。氏名・大学・学部・得意科目など、自分が塾講師のアルバイトとして働くうえで活かせる能力をアピールしましょう。得意科目と絡めて担当したい教科や学年についても触れておくと、その後の話し合いがスムーズにできます。

②志望動機 志望動機もよく聞かれる質問内容の一つです。数あるバイトの中から、塾講師を選んだ理由を答えられるように準備しておきましょう。どうして塾講師なのか、何故この塾に応募したのか、塾講師として働きたい理由を整理して伝えてください。受験生と多く接することになるので、受験と絡めたエピソードトークをするのも一つの手です。

③自己PR 自己PRも志望動機とセットで質問されるケースが多いので、塾講師として活かせる長所について事前に考えておきましょう。計画力・コミュニケーション能力など、塾講師として働くうえで求められる力を余すところなくアピールできるように、繰り返し自己PRの練習をしておくと安心です。

④勤務の希望 面接では勤務希望を聞かれるので、事前に勤務できる曜日や時間帯を確認しておく必要があります。応募条件を満たしていないと弾かれるケースが多いので、必ず自分の希望する条件と塾側が求める条件が合致しているか確かめましょう。そのうえで、受け持ちたい科目・学年を考えておきたいところです。

塾講師のアルバイトとして働く際は、清潔感のある服装や髪型を心掛けましょう。面接段階から服装や髪型に気を遣い、責任感のある人だと印象づけることが大切です。とはいえ、勉強を教える仕事に就きたいと考えていても、忙しい大学生活と塾講師のアルバイトの両立は大変なものです。

場所を選ばずに働けるオンライン授業専門の「オンライン家庭教師のラコモ」なら、いつでもどこでも30分単位で授業ができるため忙しい人でも始めやすいでしょう。登録会員数は30万人で、条件に合った生徒と先生をマッチングしてくれます。隙間時間で働きたい人は、家庭教師図鑑の家庭教師に登録してみてください。

家庭教師登録