長期休暇明けの子供の不登校・自殺率の増加 親のできること

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夏休みが明け、1か月がたちました。

長期休暇後のこの時期は、いきなり定期テストがある学校も多く、久しぶりの登下校での疲れに加え勉強や部活動、文化祭や体育祭に向けた準備で多忙になるなど、人生で体力が一番あるはずの中・高生にとっても疲れが溜まりやすく、精神的にも不安定になる時期といわれています。

友人関係の悩みや学校生活の疲れから不登校になる子どもが増える時期で、中には思い詰めて自ら命を絶つ深刻なケースも。 特にコロナ禍以降は、長期休暇明けの子どもの自殺率の増加が目立っており、今年の夏休み明けにも、中・高生の自殺のニュースが何件か報道されたことは記憶に新しいのではないでしょうか。

政府は国をあげ「夏休みの後半から明けにかけての児童生徒の自殺防止の取り組みを進めていくことが必要である」という見解を発表しています。 子どもが友人関係や成績で悩み、学校へ行くのを嫌がる様子を感じ取った場合、親はどう対応すればいいのでしょうか。

このブログでは、不登校や10代の自殺が長期休み明けに起こりやすい実態と、その対処法を考えます。

コロナ禍における不登校と自殺率の増加

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コロナ感染拡大の2020年頃から、10代の不登校児童と、児童の自殺率が大きく増加しました。 増加の理由としてコロナ禍における生活環境・生活リズムの変化、そして学校生活における制限の中で、子どもの「学習意欲」「登校意欲」が低下したためと考えられています。

不登校と「五月雨登校」が増加している

内閣府による「不登校児童」の定義は「年度間に30日以上登校しなかった長期欠席児童生徒のうち、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にある者(ただし、病気や経済的理由、新型コロナウイルスの感染回避によるものを除く)」のことを指します。

文科省が実施した令和2年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では、令和2年度の国公私立の小・中学校における不登校児童生徒数は 196,127 人。

令和元年度調査から 14,855 人(8.2%)増加しており、在籍児童生徒に占める不登校児童生徒の割合は 2.0%(前年度1.9%)となりました。この数字には「病気や経済的な理由、新型コロナウイルス感染回避」のための欠席の生徒は含まれていません。

約 55% の不登校児童生徒が 90 日以上の長期で欠席しており、また、不登校ともに増加しているのが、週に1日2日は学校を休むけれど、その他の日は学校へ登校している状態をさす「五月雨登校」。 「週末明けの月曜日」や「嫌いな教科がある日」など、特定の日を欠席する子どもが多く、また通学してもほとんどの日で遅刻をするケースが多いといわれています。 自分でうまくストレスを回避し、学校生活をコントロールしているとも言え、状況が変わることで完全に登校できるようになることもあるため、不登校になるまでストレスをためるよりはまず「五月雨登校」で様子を見るのもいいのかもしれません。

しかし現実は「さぼっている」「なまけている」といった周囲の批判的な態度を感じ取り、「五月雨登校」を繰り返した揚げ句不登校になってしまうというケースも少なくないようです。

コロナ禍での小・中・高生の自殺の増加とその原因・動機

コロナ禍における児童生徒の自殺者数の増加も大きな問題になっています。

文科省が実施した令和2年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、コロナ禍以前(令和元年)の小学生・中学生・高校生の年間の自殺者数が399名だったのに対し、令和2年は100人増の499名。平成30年⇒令和元年の増加に対して、3倍以上の増加率となってしまいました。 ※参考:文部科学省「児童生徒の自殺対策について」

令和2年の児童生徒の自殺の原因・動機としてあげられた上位10項目は以下の通りです。

1.進路に関する悩み(前年度2位) 2.学業不振(前年度1位) 3.親子関係の不和(前年度3位) 4.病気の悩み・影響(その他の精神疾患)(前年度5位) 5.病気の悩み・影響(うつ病)(前年度8位) 6.家族からのしつけ・叱責(前年度4位) 7.その他学友との不和(前年度6位) 8.入試に関する悩み(前年度7位) 9.失恋(前年度9位) 10.その他家族関係の不和(前年度11位)

自殺の動機として多いのはやはり、「学校」「家庭」問題。 「学校にいけなくなってしまう」ことが子どもの自殺願望に発展することがないよう、対策をしていくことが課題として挙げられています。

不登校や10代の自殺が休み明けに起こりやすい理由

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厚生労働省が実施する「自殺の状況調査」によると、中学生と高校生の日別の自殺者数は9月1日が最も多く、ここ10年間では8月下旬が最多と分析結果が出ています。これは「9月1日問題」とも呼ばれており、内閣府は毎年、この時期に「自殺防止に対する取り組み」や啓発活動を集中的に実施しています。

なぜ長期休み明けに10代の自殺が増えてしまうのか

長期休み前に、いじめや人間関係の悪化で学校へ行くのが嫌になっている場合、学校に行かないで済んでいる長期期間中はその悪化した人間関係やいじめは小休止状態になっていますが、子どもは休みの間中ずっと、いじめや人間関係の悩みを絶えず抱えた状態で過ごしています。 昔と違って、多くの子どもがスマホを所持しており、長期休暇中学校へ行かなくてもSNSでクラスメイトとの繋がりを遮断できない場合、直接的に接していなくても間接的にいじめっ子の情報が入ってくるなど、抱えているトラブルがずっと頭から離れない状態が続くのでないでしょうか。

子どもの多くは人間関係や学校生活の悩みを家族に打ち明けることはしないため、休み中に一人でその悩みを抱え続けている中で、「なんとかしてこのまま学校へ行かずに済む方法はないだろうか」と考えているといえます。 そのため、いよいよ学校が始まる直前や、学校が始まるその日に絶望感に駆られ、命を断ってしまう子どもが多いのでしょう。

子どもは必ずどこかでSOSを発しているはずですが「もし自分のせいで迷惑がかかってしまったら」「相談することでいじめがエスカレートしてしまうのではないか」などと思い悩み、学校の先生や家族、または友人など、近くにいるはずの人にはその苦しみを吐露することができずにいるようです。

身近にいる人には逆に相談しにくい、という状態の中で悩みを一人で抱えこむことができなくなってしまい、我慢や辛さが限界に達して思わぬ行動に出てしまう前に、どこかでその悩みを発散したり、心の重荷を軽くすることができる場所を見つけて欲しいものです。

政府も重要視する「児童生徒の自殺対策について」

長期休み明けに子どもの自殺者が多く出てしまうこの「9月1日問題」を重く見た内閣府は近年、様々な取り組みをしてきました。 2022年8月、厚生労働省は報道関係者向け「子ども・若者の自殺防止に向けた取り組み強化」を発表しました。

この啓蒙活動では、令和2・3年と過去1,2の多さとなってしまった、小・中・高生の自殺者数を受け、

・子ども・若者も多く利用するYouTubeやSNSでの動画広告の掲載 ・厚生労働省Twitter等での集中的な相談窓口の案内 ・全国の自治体、公共機関、医療機関、関係団体、駅舎等でのポスターの掲示 ・ウェブサイト「まもろうよこころ」内の、新設ページ「広げてみよう支え合い」を活用した情報の発信、拡散

を実施。 SNSや電話による相談窓口のリンクを貼る事で、身近な人に話すことができない悩みを相談できる場所がある、ということを周知する活動をしています。

2015年には、鎌倉市の図書館が発したツイートが大きな反響を呼びました。

”もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。”

実際にこのツイートには多くの子どもたちが励まされたことでしょう。 様々な要因で、学校にいけなくなってしまっている子どもでも、「誰とも話したくない」「誰にも会いたくない」と思っているわけではなく、「誰かに自分の気持ちを知って欲しい」と感じています。

「人間関係に漠然とした恐怖感がある」と感じつつ、一方で「家族以外の人と交流したい」と思っている子どもには自分の気持ちを開放できるような「学校・家庭以外の居場所=サードプレイス」が必要です。

子どもにとってのサードプレイスは、当然、国が主催する相談窓口やフリースクール、アフタースクールなどの特別な場所でなくてもよいのです。 2015年に子どもたちへの温かいツイートを発信した鎌倉市の図書館や、例えば子どもにとって信頼できる大人がいる塾のように、それぞれの子どもにとって、心から安心できるような「逃げ場」さえあれば、多くの子どもの自殺は防げるのではないでしょうか。

子供の変化を見逃さない!不登校や自殺の予兆と対処法

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子どもが長期休み明けに不登校になったり、自殺を考えてしまう前に周りにいる大人(教師や家族など)が気づいてアドバイスや手を貸すなど対処してあげることができなかったのか。 多くの痛ましいニュースを目にするためにこういった想いに支配されます。

しかし10代を経験し、現在、中学生の子どもを育てている最中である身としていえるのは、思春期の子どもの心や人間関係は複雑すぎる上、現代の子どもの持つ情報量も多いことから子供の奥底に隠れた気持ちや行動を推し量ることは大変大変難しいということです。

しかし子どもの日常をよく観察してみると子どもが抱えているトラブル(内容を知ることは難しくてもその大きさや深刻さ)がうっすらと見えてくることがあります。

子供の様子からトラブルの予兆に気づくには

現在中学3年生の娘を見ていると、学校から帰ってきた子供の様子がおかしい、または、日曜日の夜などに体調や感情が不安定になっていると感じることがあります。

◆子どもがトラブルを抱え、不登校になる予兆は?◆ 子どもが学校や、その他の場所でいじめなどのトラブルを抱え、学校へ行かなくなる予兆の第一段階としてあげられるのは、

・外出時に大きなマスクやパーカーのフードや帽子を深々と被らないと外出できないなど他人の視線を過度に気にし始める ・携帯の電話が手放せなくなり、食事中も友達同士やクラスのLINEを見続けている ・笑顔がなくなり、学校での出来事や友人関係について一切触れなくなる。急に部活をやめるなどの変化も ・部屋に閉じこもることが多くなり昼夜逆転の生活をするようになる ・過食気味/拒食気味になる ・原因不明の発熱、頭痛、腹痛、吐き気、食欲不振、全身倦怠感、めまいなどの体調の変化

不登校になる予兆としてはまず体の症状を訴え、元気がなくなり学校を休みたがるようになります。 続いて学校に行けないことでイライラしたり、落ち込んだりし不眠、無気力、イライラ、集中力低下、憂うつ感などに襲われ、ときには乱暴になることも。 家族にあたるようなことは次第に落ち着きますが、その後「なににも興味を示さない」無気力状態に陥ります。

◆子どもの自傷行為はトラブルの深刻さを物語るサイン◆ さらに学校に行けない日が続いたり、長い間トラブルによるストレスにさらされ続けると、体を傷つけるリストカットや、髪の毛を抜く「抜毛症」など、自分を傷つける行為がみられることがあります。 また、耳以外の体のあちこちにピアスをあけるようになるのも自傷行為の一種の可能性もあるため要注意です。

これらの行為には、精神的な苦痛が限度を超えてしまうことで、自分の体を傷つけることで精神的な苦痛を和らげようとする気持ちが隠れているため、心の病気が深刻な状態になっている可能性もあります。 早急に思春期外来や心療内科などの受診を検討してください。

◆子どもが明るくなってきた時こそ要注意!「自殺」がよぎっている可能性も…◆ 不登校や無気力・自傷行為などが続いている場合、次第に子どもの心が「死」へと向いてしまう危険をはらんでいます。以下のような行為が見られた場合は一刻を争う可能性も。

・パソコンや携帯などの検索履歴に「自殺の方法」や「死」に関わる言葉が残されていた時 ・悩んだり落ち込んでいたのに、突然吹っ切れたように元気な様子が見られた時 ・過去の写真や動画を見て楽しい思い出を振り返り始めた時 ・断捨離し始めたり、大事にしていたはずの宝物を家族や友人にあげ始めたとき ・反抗的だったのが急に素直になり両親や兄弟・ペットとの関係を大切するそぶりを見せた時 ・SNSのアカウントを消し始めたり、パソコンや携帯を初期化し始めた時 ・今まで耳にすると動揺していたような言葉にも、無反応になってきたとき

10代の我が子が自死してしまった遺族の多くは、自殺前の子どもの様子を語る時「悩んで落ち込んでいたのがウソのように明るくなり、親子関係もよくなっていた」 「そのため、これからは良い方向に向かっていくのだろうと確信していた」と言っています。

子どもたちは「死」を決めた時に、苦しみから逃れられるという安堵と、「自殺を悟られたくない」「最後の楽しい思い出をつくりたい」という思いから明るく振舞います。 そのため、何も解決していないのに子どもが不自然にカラ元気に見えた時には、親は安心して手や目を離すのではなく、更にしっかりと子どもの心と体を離さぬように抱きしめることが大切です。

深刻な悩みを抱えた子どもに親はどう寄り添える?

もしも子どもがトラブルの渦中にあり、不登校や自殺などの問題に発展しそうな兆しが見えてしまった時、親は子どもにどうより添えばよいのでしょうか? もしいじめなどが、問題の原因になっている場合は、まず学校に相談しましょう。いじめで自殺した子どもの多くで、学校などに情報が共有されていなかったということが共通していたと言われています。 各学校にはいじめ防止法により「いじめ防止チーム」が設置されています。担任に相談した場合、そこで情報が止まり担任の自己判断で対処が終わることがないよう、チームで取り組まれているか、きちんと情報が共有されているかを確認してください。 子どもから学校でのトラブルでの悩みや、それにより「死にたい」と訴えられた場合、教師や親は事実把握をする前に安易に励ましたり「馬鹿なことを考えるな」 などと叱ったりしがちです。 子どもは親や教師に相談するまでに深く苦しみ、葛藤し、意を決して話をしてくれているのです。子どもが抱えている問題から目をそらしたまま、安易な言葉で叱咤激励してしまっては、開き始めた心が閉ざされてしまうのではないでしょうか。 自殺の危険が高まった子どもへの対応においては、次のような「TALKの原則」が求められます。

【TALKの原則】 (1)Tell:言葉に出して心配していることを伝える。 (2)Ask:「死にたい」という気持ちについて、率直に尋ねる。 (3)Listen:絶望的な気持ちを傾聴する。 (4)Keep safe:安全を確保する。

特に中学生以上の子どもがトラブルを抱えていると感じた時、親は「思春期だしほっとけばいずれ自分で解決するだろう」と考え、介入を避けるようになってしまいます。 しかし子どもが自分で対処できないような大きな問題の渦中にいる可能性もあるため、親は子供の変化を見逃さないようにアンテナを張って置く事は必須です。 そして子どもの抱えてる問題が本人の手に負えなさそうだと感じた時、そして子どもが助けを求めていると感じた時、『あなたのことを大事に思っている。悩んでいることがあればいつでも力になるよ』と、しっかり伝えてあげましょう。

しかし、近くにいる家族にこそ悩みを見せたくない、気づかれたくない、と考える子どもも多いのも事実。 学校や家庭に居場所をなくした子どもの中には、インターネットでの赤の他人との出会いに心の拠り所を求めてしまい、犯罪やより深刻なトラブルに巻き込まれてしまうことも少なくありません。

新宿・歌舞伎町に未成年者が集い、売春、薬物や性暴力、殺人事件などのトラブルに巻き込まれ、飛び降り自殺の当事者になってしまうなど大きな社会問題となっている「トー横キッズ」たちの多くも、いじめや虐待などを受け学校や家庭に居場所を失い、SNSを通じてそこに集うようになってしまったという経緯があります。

子どもがSNSでの出会いに依存する前に、家庭や学校以外に、子どもが心身ともに安全だと感じることができる拠り所=サードプレイスを確保してあげることも、親のできることの一つではないかと考えます。

どういった場所が子どもの「サードプレイス」になりうるか

「Yahoo!二ュース」で、「あなたは子どもの頃、学校や家庭以外に自分の「居場所」だと思える場所(サードプレイス)がありましたか? そこはどんな場所で、どのように過ごしていましたか?という質問が掲載されていました。 一番多かった回答は意外なことに「塾(習いごと含む)」。 『私のサードプレイスは「塾」でした。〈中略〉塾は家庭に居場所のない子供に向けて、休館日もこっそり自習室を開けてくれていました。下校後、毎日閉館まで塾で勉強し、塾の先生方が結果も努力の過程も受け止めてくれました。受験に合格した時は第一報を先生方に伝えたのを覚えています。あのときの自分の心を支えてくれた先生方には本当に感謝しかありません。』 学校にも家にも居場所がないと感じて塾を拠り所としていたと話す人々は、塾を単に「勉強を教わる場所」ではなく、「人(先生)とのかかわりの中で安心できる場所」と感じていた人が多く、「先生との関係を大人になっても大切にしている」と話していました。 私たちは、このことから「オンライン塾」「オンライン家庭教師」も、子どもたちの「サードプレイス」になりうるのはないかと考えます。

まとめ 無理に登校させるのは絶対にNG!そんな時こそ使って欲しい「オンライン家庭教師」

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子どもの不登校が長期間に及ぶと、最初は子どもの気持ちを尊重して休ませていても学力や進学が心配になり「どうにかして学校にいかせよう!」と焦ってしまうのは当然のことです。 しかし子どもの意欲を育てるためにはむやみに「登校刺激(学校や学習の話題を出すことで登校を促す刺激を与えること)」をするのは絶対にNGです。ムリに学校に行かせようとするのは逆効果になり、無理な登校がきっかけで精神状態が悪化し自傷行為や家庭内暴力に発展する危険性も大きくなってしまいます。

子どもが学校に復帰する以前に、他人を信用できるようになり心身の健康を取り戻すためにはまず、家族が「この難局を一緒に乗り越えて行こう!」という姿勢をしっかりと示してあげることが必要です。 そしてその後、学習や進学への対応を一緒に考え、子どもが求めている外とのかかわりを増やしてあげるのもよいでしょう。そこで登場するのが塾や習い事などの「サードプレイス」です。

近所の塾や習いごとを子どものサードプレイスに、と考える場合、同じ学校の生徒が通うことになる近所の塾=「サードプレイス」となるのは難しい上、不登校気味の子にとっては塾のスケジュールに沿っての登塾は厳しいでしょう。 そこでお勧めしたいのが「オンライン家庭教師」。

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